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11番:文楽
彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)
2000年12月7日 /
国立劇場 小劇場 / 主な出演者 |
■感想
最近、ぼちぼち歌舞伎を観にいっていますが、江戸の二大演劇文化といえば「歌舞伎」と 「文楽」ってことで、観にいってみることにしました。
結論からいって、私はかなりお気に入り(^^)。
なにせ「人形劇」ですから、普通の演劇とは全然違う部分が見所になる、それがとても 新鮮でした。
私が特に興味を持ったのは、なんといっても「人形」。
やはり、アイコンとか似顔絵とか描くのが好きな人間だからでしょうか。 シンプルで美しい顔立ちの中で、人間の様々な感情を表現していく・・ということに
なんと言っても魅かれるものがありました。
ヒーローのお人形はりりしく、ヒロインはもちろん美しいのですが、そうじゃない、 「ツメ」と呼ばれる一般民衆人形もけっこう好き。手抜きかい?みたいな顔立ち
なんだけど、それが何とも愛嬌がある感じがしました。
それと、人形を動かすしくみの方にも興味しんしん。
「3人遣い」といって、1人が頭と右手、1人が左手、1人が足を動かします。 足の人が一番下っ端、その次が左手の人、頭と右手の人は「主遣い」といって
一番エライんだそうです。他の二人は黒子ですが、主遣いだけ顔を見せて人形を 動かします。
もう、人形が切るミエがこんなにかっこいいなんてー、驚きです。
同じ主役級の人形でも、手の指の関節が動くタイプと動かないタイプが あるんですね。動くタイプの人形だと、やはりより手の表情が細かく出ます。
舞台の後半からは、そんな手の動きや、人形の表情をオペラグラスでずーっと細かく チェックしてました。 宝塚以外で、オペラグラスがこれほど役に立った舞台は初めて。
持って行っといてよかった〜〜(^^)。
もう一つの注目ポイントは「浄瑠璃」でしょう。
いわゆる義太夫節ですが、1人の人が全ての登場人物の声色を使い分けてせりふを語るのにも びっくりです。子供の声なんか、やや無理があるけど、それがまたいい(?)
5時開演で、終演が9時半と知ったときには一瞬愕然としましたが、飽きることなく 最後まで集中して見ることができました。
・・でも、途中でぜったいおなかすくから、幕間に食べるものは準備していった方が いいですね。劇場にも売ってますけど、高いし。
とはいえ、歌舞伎よりはまだまだマイナーですから、チケットも取りやすいし人も少ない・・。 「歌舞伎はちょっと敷居が高い・・」という人には実はおすすめかもしれません。
■ぷらすあるふぁ
文楽のお人形たちを楽しめるサイトです。 写真家の方が撮ったものなので、とってもきれい
http://www.lares.dti.ne.jp/~bunraku/bun_top.html

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