21番:ミュージカル
ライオンキング
2000年1月31日 /  四季劇場・春 / 劇団四季

■感想

先週は観劇の予定がなかったので、なんと今まで観てなかったあの作品・・そう、 「ライオンキング」を観にいくことに。
四季の会会員の前日予約にトライしたのですが、それでも取れたのは2階席。相変わらずかなりの人気のようでした。

しかし・・・結論からいうと、とても気に入ってしまいました。 でも、よくよく考えると、もともとこの作品、私がいかにも気に入りそうな作品でしたね〜。

その1は、昨年末に「文楽」を観にいったとき、けっこうハマってしまった人間であるということ。
もともと、一直線なリアリズムより、全然かけ離れた、しかも制約の多い手法で表現することによって観る側の想像力をかきたてるような表現方法にはとっても興味がある私。 「ライオンキング」も、まさにその手の作品でした。
舞台には腰が重かったのに、この作品の衣装(?)を手がけたジュリー=テイモアには前から興味があって、関連の本なんかも早くから買ったりしていたのだけど、あとでプログラムを読み返すと彼女は日本の文楽からも非常に影響を受けたとのこと。

長ーい足を竹馬のようにして歩くキリン役、1人が3匹を操るインパラの役、主人公であるライオンは、立ってお芝居をするときは「ライオン」の面をつけた人間のように見え、でも、敵に対して構える姿勢をとると、ライオンのように見える・・。どの動物をとっても、見せ方に意外性が溢れていて、舞台全体も、それぞれの動物も両方楽しめるという感じがしました。 ああ、もう一度近くで観たい!!

そしてもう一つは、動物とか自然が大好きだということ。 NHK8時からやってる「生き物地球紀行」という番組は私の愛読・・じゃない、愛視聴番組だったりします(最近、あんまり見てないけど)。だから、舞台上に色んな動物がいっぱい出てくるだけで、わくわくしてしまうのです(まるで子供だ・・)。

ストーリーは至ってシンプルなのですが、要所要所で考えさせられるものがあります。父王ムファサが、 「自然は全て、微妙なバランスの上に成り立っているのだ・・」なぁんて教える場面は、自然もそうだし、人間の世界もそうだなぁなんて頷いてしまったりして。 ムファサはとにかくかっこいい父親なので、家族連れで観劇に来たお父さんは「こうありたい」なーんて思うんじゃないでしょうか。

ムファサを殺し、シンバを追い出す叔父スカー、悪役だけどなんだか憎めないなぁと思っちゃいました。王位を奪った後も、「どうして俺には人望(動物望?)がないんだぁ」と悩むところなんて、「ああ、こんな人いるよねぇ」と親近感さえわいてきました。
あと好きだったのは、シンバの恋人役のナラですね〜。シンバと取っ組み合いすると絶対負けない強い女の子! この役、確か元宝塚月組の大平敦子さん(=千紘れいかさん)が、四季で初めて演じた役ですよね。・・イメージぴったり!観たかったなぁ。

■ぷらすあるふぁ

幕間のグッズ売り場も黒山の人だかり。私も思わず「シンバ」人形を買ってしまいました。 このお人形、5種類あるそうなんですが、今は品切れで2種類しかないとのこと。次に観劇の機会があったら、「ナラ」を買うぞ〜と勝手に心に決めております・・・(←すっかりリピートする気になっている(^^;)。


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