■感想 「蜘蛛巣城」を観てきました。 ターコさん(麻実れいさん)がマクベス夫人役にあたる役ときいて、ダンナを尻に敷く タイプの女丈夫をイメージしていたのですが(すみません・・宝塚時代のイメージが
私には強いので)、全然違っていてびっくり。 また、吉衛門さん演じる、鷲津武時役も、武芸一筋で実直に主君に仕えていたのが、 男の夢と妻への愛ゆえに罪を重ねることになりながらも、己の選んだ道を信じ、必死に 不安と戦っていく男として描かれており、ある意味、魅力的に見える男性像になって いました。 「マクベス」はむかーし、原作のお子様バージョンを読んだくらいしか記憶にないのですが、 そのときのイメージとはだいぶ違っていて、奥の深さを再発見したという感じです。
この、都築国丸を演じた若い俳優さんがいい味出してるので、とても印象に残ったのですが、 あとでプログラムを見ると、京都の大蔵流狂言師の茂山宗彦さん。 この役は、実力も人望もないくせに、歌舞音曲に興じ、ただエバり散らす、坊ちゃん二世の 典型みたいな役で、とにかくイヤな奴なんですが、なんか笑ってしまう存在。こういう暗い どよーーんとしたお芝居には、こういう存在って大事だと感じました。 だって三木義照と殺しあう場面でさえ、槍で突かれて「痛いじゃないかーー!!」 ですもの。人のエゴとエゴがぶつかり合う醜い場面なのに、思わずくすっと笑ってしまえて ほっとしました。 ・・それにしても、ラストシーンの壮絶さ、そして突然さには唖然としました。 私も含め、観客の皆さん、気持ちの持って行き場がない表情のまま、帰途についていたような。 宝塚の夢の世界のフィナーレに慣れている身にはつらかったです・・。 ■ぷらすあるふぁ 後日、追加予定
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