35番:ストレートプレイ
ハムレット
2001年7月13日 / 四季劇場・秋 / 劇団四季(石丸幹二ほか)

■感想

劇団四季のハムレット(石丸バージョン)を観てまいりました。

「ハムレット」って、タイトルは誰もが知ってるけど、実はストーリーって知らなくない ですか? 実は私も今日観てからやっと思い出しました。

今回の四季の舞台は、シェークスピアの原作に忠実とかで、せりふが長い長い・・・。
観客の方も、シェークスピア独特のあの言葉遊びを追うのに必死という感じでした。 演出が古すぎるのか、それとも、役者さんがせりふに振り回されているからかはわからないけど、 とにかく、折角「魅力的に違いない」登場人物ばかりにかかわらず、いまいち入り込んで 感動できなかったというのが正直なところです。

しかし、そんな感想にもかかわらず・・・・・ 「石丸ハムレットは品があってカッコよかったぞーーーーー!!!」
私めもタカラヅカファンの端くれでございますので、とりわけストレートプレイの主演男優さん に対して素直に「カッコいい」と満足できない病にかかっているのですが(皆さんそんなこと ないですか?)、今日は「カッコいい!!」と素直に思えましたですー。

それから、レアティーズを演じた、阿久津陽一郎さんという方も、長身で素敵でした。 四季の和央ようかって感じですかね。ライオンキングのシンバ役もされてるとかで、たぶん 四季の若手ホープってとこなんでしょう。

シェークスピア三大悲劇の中の1つ、ハムレット。 (ちなみにあとの2つは「マクベス」と「リア王」だそうです。) 登場人物の大半が死んでしまうという悲惨な幕切れですが、じゃあ誰がホントにかわいそうなのか?
「ホントにかわいそうな人ベスト3」を考えてみました。

1)オフィーリア
ザ・悲劇の女。父親にうまく利用され、恋人は復讐に走り・・彼女の周りのオトコって一体? なぜか、忠臣蔵の「お軽」を思い出してしまった。でも、お軽は遊郭でがんばって生きてるのにねぇ。

2)レアティーズ
ホントはいい男なのに〜。クローディアスにうまく利用されちゃって命を落とすなんて・・。

3)ガートルート
実はごくフツーの女の人だったに違いない。ストイックな息子を持ったばっかりにねぇ。

というわけで、ハムレットは選外です。

下村ハムレットとも見比べたいのですが、あの長いお芝居をもう1度観るパワーが・・・(^^;)。 どなたか、ご覧になったら感想聞かせてくださいね。

■ぷらすあるふぁ

<ストーリーを忘れちゃった方のために、あらすじ>
舞台はデンマークの王室。先王の死により王の弟クローディアスが王位につき、先王の妃 ガードルート(ハムレット母)とも結婚した。父王の死と、母の再婚に納得できない王子 ハムレットは、父王の亡霊から、実は自分がクローディアスの手で殺された事実を告げられ、 復讐を誓う。

その日以来、気が狂ったふりをして周囲を欺くハムレット。たまたま訪れた旅回りの劇団に 父王を殺したいきさつそっくりの芝居を、王の御前で演じさせ、動揺するクローディアスを 見て、父の亡霊の言ったことを確信する。

そんな中、母ガートルートとの口論を隠れて聞いていた家来ボローニアスを、ハムレットは 刺し殺してしまう。ポローニアスは、恋人オフィーリアの父親でもあった。 恋人が気が狂い、その恋人に父まで殺されたオフィーリアは、本当に気が狂ってしまい、近くの 川に入水自殺する。

怒りに燃えるオフィーリアの兄、レアティーズは父親の復讐をせんことを誓う。クローディアスは、 そんなレアティーズの気持ちを利用して、ハムレットを殺してしまおうと考え、2人で決闘を して、その決闘で毒を塗った剣を使ってハムレットの命を奪えとレアティーズにけしかける。 さて、その結果やいかに・・・・・・。


Copyright(c) Stage Cafe