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42番:ストレートプレイ
当世風 雨月物語
2001年9月28日 / 紀伊国屋ホール / 演劇集団円(岸田今日子、南 美江ほか) |
■感想
「雨月物語」をモチーフにしたとはいっても、舞台の実際は原作とはかなり違う。
同じなのは、現実離れした物悲しい雰囲気だけ・・?
舞台はずっと、みや(原作では宮木)とその家族が住む家・・という設定。
そこに、勝四郎を待ちわびる人々がいる。しかし、月日が経つにつれ、舞台装置の一部がだんだんと取り外されていき、ついには建物自体がなくなってしまう。
実は、待ちつづけるみやと、帰ってきた勝四郎はお互い知らぬ存在だった・・という話。
ちょっと理解不能で、何度考えてもつじつまが合わせられない部分もあり、幕が下りたときは「え〜〜?? これで終わり??? わからない。どうしよう・・」と大混乱。
でも、終演後の初日祝いというのに参加して、作者の別役実さんのお話をちらとうかがったりするうちに、「こういう不条理の世界もあっていいのかな。全てを理解しようという方が思い上がりなのかな・・」という気分になってきました。
あ、これって、世の中全般についてもそうなのかもしれませんね。人間、時には「ああ、こういうものなのかな」と世の中を潔くあきらめることも必要。
初日祝いでは、念願の岸田今日子さんとも面会。若ーーい!
そして、南美江さん。 車椅子に乗ってのお芝居で、決して体調的には元気一杯という感じにはないにもかかわらず、凛とした雰囲気を漂わせるお姿。あんなお芝居ができるってことは、実に素敵なことだなぁ、これぞ役者生命をまっとうした姿だなぁと感動してしまった。
人間、実際の年齢と精神年齢は全然リンクしない、むしろ、若い人は一生若いんではないだろうか・・という法則を発見した観劇でもありました。
■ぷらすあるふぁ
宝塚で舞台化されたのが、雪組公演「浅茅が宿」。

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