44番:歌舞伎
芸術祭十月大歌舞伎(昼の部)
2001年10月25日 / 歌舞伎座 / 坂東玉三郎、片岡仁左衛門、市川団十郎、市川新之助、中村福助ほか

■感想

かっぱ@平日自由人連合です。

昨日、「芸術祭十月大歌舞伎」11時の部を観てきました。
劇場前に到着したら、「本日千穐楽」と書かれた大看板がいきなり目に入ってビックリ! 全然そういうつもりがなくてチケット取ったので、思わず「日付を間違えたかしら」と チケットを再確認してしまいました。 (チケットホン松竹のお姉さんに、「午前の部で、3階席でいいお席が取れそうな日を 教えて〜」と相談して取っただけだったので)

「おちくぼ物語」は、いわゆる和製シンデレラ、継子いじめのお話なんですが、おちくぼの君が、 ただ可愛くってしおらしいだけじゃなくて、ちょっとしたたかなところもあるお姫様な ところが良いですね。王子様役の左近少将も姫のそういうところが好きと言っているし・・。 物語としても、十分大人向けに面白くできていると思いました。

そして期待通り、おちくぼの君の福助さんサイコー!(←最近ちょっとファン)
しおしおと大人しい姫のふりして、誰もいなくなると、少将からの手紙を握り締め、キャーっと 喜ぶ仕草などが、いかにもごく普通の女の子っぽくて親しみが持てました。
左近少将の新之助くんは、あの見目麗しい公達姿で「あ・・・まだ、蚊がいる・・」と、ぼそっと 言うところが何ともオカシイ。彼の魅力の真髄は、実は三の線にもあるんじゃないでしょうか。

しかーーし、聞きしにまさる暗転の多さ。 もし、この掲示板で事前に教えてもらわなかったら、私も怒り心頭してたかも・・。 特に、ラストの大どんでん返し、おちくぼ姫のパワー炸裂!の場面での暗転はいかがかと。 お話自体の面白さと、キャストの顔ぶれに甘えた作りかも〜と、ちょっと思っちゃいました。

「吉田屋」は、仁左衛門さんの芸と魅力を満喫できるお芝居でしたねー。 何をやってもカッコいい人ですが、やはりこの手の「和事」のお芝居が一番なんでしょうね。 フロさんのお友達が「仁左衛門さんを三枚目の役者さんだと思っちゃう」のもわかります。
でも、あの面白さって、せりふの中身というより、仕草や表情で全て見せるものだから、 それだけ鍛えられた体に裏打ちされたものですよね。すごいなー。 玉三郎さんの夕霧太夫も、それはそれは美しくって・・・ 初めて歌舞伎を観たころには、男が演じる「女形」ってのがどうも気になっていたのですが、 最近はその人の実際の性別など、あまり考えなくなっちゃいました。

・・・そして私も、何も触れられない「絵本太功記」・・・ しっかし、義太夫節ってどうして、あのように心地よい子守唄になってしまうのだろう?? (不謹慎ですみません。でも、新之助くんの十次郎が死ぬ場面は、ちゃんと目覚めてましたヨ)

■ぷらすあるふぁ

きものシーズン到来!練習第一弾として着ていってみたのですが、足袋がキツくて、痛くて 大変でしたぁ。
足袋というのは、少しきつめを履くのがオシャレだと、呉服屋のおばあちゃんに習いましたが、 私のような、外反母趾気味幅広足の持ち主は、あまり無理しない方が良いみたい・・。 せっかく張り切って着物着ても、舞台に集中できなかったら意味ないですもん。


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