45番:コンテンポラリーダンス
ソロ・アンソロジー
2001年11月8日 / スフィアメックス / 伊藤千枝(珍しいキノコ舞踊団)ほか

■感想

天王洲アイルのスフィアメックス(アートスフィアと違う)というちっちゃな劇場で、 「ソロ・アンソロジー」という、コンテンポラリーダンスの舞台を観てきました。

新進気鋭の3人のダンサーの競演という触れ込み。
でも〜でもでも〜、最初の二人はあんまりおもしろくなかった。正直。退屈で、「まだ終わんないかな」と 気になってしまった。

3人目の、「珍しいキノコ・・」の伊藤千枝さんだけ、面白かった。
(まあもともと、この人に挽かれてチケット取ったってのもあるけど)

わけわかんなさ加減でいうと同じようなものなのに、なんでこんなふうに違いを感じるんだろうと 不思議に思った。
伊藤さんの舞台のときだけに感じたこと。それは、「ユーモア」「のびのび感」「楽しさ」「意外性」 なんか、自分の好きなことを存分に表現して、かつそれで観客を楽しませようというサービス精神を 感じるのかな。外向きなのだと思う。

これが内向きだと、ただの自己満足なので、単純な美しさのないこの手のダンスの場合は、 わけわかんなさと生理的嫌悪感(肉体を見せ付けられるから)で10分観ててもつらくなる。 (最初の2人はどちらかというとそうだったのだ)

珍しいキノコ・・の伊藤さんは、「伊藤千枝です。ソロダンスを初めて踊ります(ウソだろ〜)」 というたどたどしい挨拶から始まり、これで何故かほっとしてしまった。
でも舞台後ろの壁や、 照明によって映し出される影までも巧みに使う展開が面白く、最後は1人で踊っている感じがせず 舞台全体を楽しむことができた。 思ったよりずっと暖かでホンワカした感じの作りで、これが「珍しいキノコ・・」のコンセプトに つながっているのだろうと思った。

こんど、「珍しいキノコ・・」が原美術館を舞台にして公演をするらしい。 これもまた観にいってみたいなぁと思った。

■ぷらすあるふぁ

とくになし。


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