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49番:歌舞伎
平成中村座「義経千本桜」(忠信編)
2001年11月23日 / 平成中村座 / 中村勘九郎、中村福助、中村橋之助ほか |
■感想
今年も行ってきました平成中村座! (あー、あれからもう1年経ったのね・・しみじみ)
昨年の「法界坊」とはうって変わって、今年は真面目路線(!?)の義経千本桜。
「知盛編」「権太編」「忠信編」の3つのお話が日替わりで公演されています。
今日観たのは「忠信編」
これは、義経が帝より賜った鼓(狐の皮で作られている)を両親と慕う、白い子狐(勘九郎)が、 鼓の音色を聞いていたいばかりに、義経の家臣の忠信に化けて、静御前(福助)のお供を
していました・・というお話。やがて、ホンモノの忠信(勘九郎・2役)が現れて、事の次第がバレて しまい、子狐は泣く泣く鼓の元を去ろうとするのですが、義経(勘太郎)は狐の親想いに心打たれ、
その鼓を狐に与えます。
同じ姿をしていながら、本物の忠信と、狐が化けた忠信をどう演じ分けるかというところが見所。 狐の忠信はやっぱり何となく人間離れしたところがあって、かつ、子狐らしく愛らしい・・。
また、狐に戻ってからは、ぐるぐる回ったり、飛び降りたり、幅10数センチくらいしかないところを 走ったり・・と、狐さながらのアクロバットの連続で、これまた見所。
今日は、下手サイドの舞台にかなり近い席だったので、演じる勘九郎さんの汗が花道にぼたぼたと したたり落ちるのが、よーくみえました(^^;)。
有名な史実をベースにして、動物の化身との演じ分け、だなんて。 歌舞伎っていうのは、ありとあらゆる形で「舞台で面白い」設定が考えられてきているんですねー。
きっと、江戸時代の人々は「舞台でこれをしたら」「あれをしたら」とあれこれ考えては次々と 作品にして、楽しみを追求していたんじゃないかなあ。
なんだか、この時代の人の「面白さ」に対する貪欲さには驚いてしまいます。 インパクトという意味では、昨年の法界坊には叶わないという気がしたんですが、
そんな風に考えちゃったってことは、またまた勘九郎サンの思うつぼにハマったってことでしょうか?
今日はお天気もとっても良くって、隅田川沿いの並木道を散歩するのが気持ちよかった(*^^*)。 劇場までの行き帰りの散歩も楽しい、今日の観劇でした。
他に、「平成中村座」ご覧になる(なった)方いらっしゃいますか? 「忠信」以外の演目はどんな感じだったのでしょうか。よかったら教えてくださいね。
■ぷらすあるふぁ
この「義経千本桜」はもともとは人形浄瑠璃の作品で、1747年に大阪の武本座で初演されました。同時期に作られた「仮名手本忠臣蔵」「菅原伝授手習鑑」とあわせて、歌舞伎&浄瑠璃界の三大名作と呼ばれているそうです。

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