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51番:歌舞伎
十二月大歌舞伎(昼の部)「末摘花」ほか
2001年12月15日 / 歌舞伎座 / 市川団十郎、坂東玉三郎、中村勘九郎、中村福助、市川右近、市川猿弥、市川段治郎ほか |
■感想
歌舞伎座の昼の部を観てきました。
すでにご報告があるとおり、ショップにはカレンダーなどが売り出され、すっかり 年の瀬の雰囲気・・・。
最初の作品は、猿之助さん一門の若手による「華果西遊記」の再演。
相変わらずエンターテイメントとして楽しい舞台でした。 右近さんの見事なマジックとバトントワリングに溜息(劇団四季だとさしずめ 下村尊則あたりが・・やらないか(^^;)
色悪系二枚目俳優の市川段治郎くんが、沙悟浄役でかっぱになっているのに 個人的に親しみを感じているのですが・・前回に比べてメイクがおとなしめになってました。
ちょっと残念でした・・・!?
昼食がおいしかったこともあり、またまた食後の「弁慶上使」では睡眠が・・・。
どうも、団十郎さんの魅力の低音ボイスを聞くと、パブロフの犬のように眠ーくなってしまう。 これまた例によって歌舞伎によくある「いきすぎ忠義」なお話でした。
どうして、昔の人は主君のためにいとも簡単に命を投げ出すのかしらん?? 私がしのぶだったら逃げるよ、逃げる(まあその時代になってみないとわかりませんが)。
そして・・・本日のお目当て、超豪華キャストの「末摘花」。
末摘花に勘九郎さん、光源氏に玉三郎さん。そして、末摘花を想う「目の不自由な」東国の 受領、源雅国役に団十郎さん。 で、もっとコメディなお話かと思っていたけど、そんなことなくて、恋する女心の
いぢらしさがしみじみ伝わってくるお話でした(でも、暗転がやっぱり多かったけど)。
最近お気に入りの福助さんが、末摘花のお姫様にひたすらつくす健気な女房役。 「侍従」という地味な名前の役名だったので、豪華キャストゆえ仕方ないかと思っていたら、
意外に大活躍でした。 また団十郎さんの源雅国をみてると、市川新之助くんの源氏を思い出しました。やっぱり親子ですネ。
最後の「浮世風呂」
亀治郎さんの「なめくじ」にはギョッとしたよぉ(虫類は比較的平気な私だが、 唯一なめくじは苦手なので)。 頭には「なめくじ」の被り物(?)、しかも着物の袂には「なめくじ」の文字・・
なぜなめくじかというと、猿之助さんの三助(風呂場の流し役)に惚れたなめくじ(どうも女性 という設定らしい)に迫りまくる・・という設定だからなのです。
11時から4時までたっぷり堪能して、3階席なら4000円! このおトク感も、不況の時代には たまりません。演目も、古典的なものから現代的なもの、お芝居も踊りもとバラエティに富んでいて
「ひとくちに歌舞伎といっても色々あるんだな」と改めて思いました。
今年は、特に歌舞伎はいろいろ観ることができて、少し楽しみ方もわかったような気がして よかったです。意外に気楽なもんなんですね。皆さんもいかがですか?
■ぷらすあるふぁ
ちなみにこの日のお昼は歌舞伎座内の「おでん定食」だった。

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