■感想 少し前になりますが、今週の月曜日にサントリーホールにて上演されました、現代能「安部晴明」を 観ましたので、その感想を少々。 お能の世界のトップアーティスト(?)である梅若六郎氏の舞台生活50周年記念、しかもこの作品の 初演ということもあって、クリスマス前、ただでさえ華やかなサントリーホールのロビーは、ゴージャスな
着物を着た奥様方でますます華やかに彩られておりました。 とはいえ、上演された作品は、今最もタイムリーな「安部晴明」、しかも舞台空間演出をMr.マリック氏が 担当しており、「お能の世界でも、こういう斬新な試みがあるのか」と意外に思ったのですが、実際、 火矢や人魂(?)がヒューンと飛んでいくように見える仕掛けや、悪の化身が投げる蜘蛛の糸など、 お能初心者の私なども眠ってしまわずに楽しめる仕掛けが満載。 せっかく、こんな作品をやるのなら、「能って一度見てみたいけど、敷居が高くてチョット・・」と 思ってる人たちにもアピールしていけば良いのになと少し思ったりもしました。 (ちなみに、この「蜘蛛の糸」は今、歌舞伎座で上演中の西遊記でも使われています。こちらはあくまで 「見せる」意図で役者をうまく避けて投げられていたのに比べて、こないだの舞台では、安部晴明に向けて直接 ガンガン投げつけられていたので、晴明さんは蜘蛛の糸まみれで刀を振り回し戦わねばならず、マジで大変そうでした。 思わず「がんばれ、晴明!」と心の中で叫んでしまったよ・・・) 実は今回は、観客ではなくロビーの受付のお手伝いをさせていただいたのですが(その合間に舞台も 見せていただきました。なんておトクなお手伝い!)、この経験がまたまた面白かったのです。 私ただのバイトだというのに、お客様からはその世界の人と思われるのでしょう、なにしろ色んな 質問を受けること受けること。 でも、宝塚やミュージカルの世界に置き換えて考えてみれば「なるほど確かにそういう質問をしたくなるだろうな〜」 などと納得できたりして。 プログラムやビデオをお渡しするときに垣間見られるお客様の笑顔は「私、能が好きなんですっ」という 気持ちがアリアリとうかがえました。どこの世界もおんなじなんですネ。 このほかにも舞台裏でのお手伝いは、プログラムの挟み込みやらお弁当の手配、終演後には差し入れられたすごい量の お花を分けたり(このときは一瞬、今後は二度とお花を入れるのはやめようと思った・・)、後片付けなどなど、
夜遅くまで大忙しでした。 ■ぷらすあるふぁ とくになし
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