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6番:歌舞伎
隅田川続俤(すみだがわ ごにちのおもかげ)・法界坊
2000年11月14日 /
平成中村座 / 中村勘九郎(法界坊)、中村福助、中村扇雀、中村橋之助 |
■感想
「平成中村座・法界坊」の当日券に トライしてきました(^^;)。(11時半開演の部)
銀座線浅草駅より、バスに乗り、2駅目で下車。 あたり一面、「平成中村座」の幟がたっているので、それに沿っていけば まぁ間違いなく劇場に着きます。
私は10時過ぎに劇場に着いたのですが、当日券で5番目でした。 当日券は10時半から発売開始、買えなかった人には「キャンセル待ち」の 整理券が配布され、11時15分に再集合して、キャンセルが出た分があれば
買えますし、なければお立ち見券です。
今日は、当日券が3枚、キャンセル券が6枚。 立ち見は27名までだそうです。ちなみに立ち見は3000円だし、いい番号なら 松席のポジションの横で見られるので、体力のある方にはおすすめ。
ちなみに私はキャンセル待ちの一番だったので、竹席の一番前(1000DAYS劇場的に いうと、B席の9列センターって感じ)といういい席が買えてしまいました。
・・・宝塚でこんな席で見たことないのに・・・世の中往々にしてこういうモン。 熱心な歌舞伎ファンの方に申し訳ないなぁと思いつつ、花道の芝居も「世界一
低い宙乗り」も堪能しちゃいました。
ちなみに噂の「お大尽席」は2階正面の広々とした4席。今日のお客さんは全員 お着物の女性でした。客席の注目度も高いし、ちょっと私如きでは座れない〜(^^;)
リピーターの方によると、今日のこの状況は「かなりラッキーな方」だとか。 土日はもちろん、平日でも1回公演の日は厳しいらしいです。
当日券で並んでると、劇場警備のおじさんが、とっても親切に購入システムを 説明してくれるんですよねぇ〜。こんなことまで下町風情って感じがして
ほのぼのした気分になりました。
さて舞台の感想。
勘九郎さんの「舞台」を観たのは初めてだったのですが、とにかく「チャーミングな 人だなぁ」という印象。 だから、皆さん書いてらっしゃるけど悪徳坊主をやっても憎めない、まさに適役です。
とにかく法界坊が出てくると何か面白いことが起こるので(演出でも、アドリブでも) 出てないときはなんだか寂しいというか、「次はいつ出てくるのかなぁ」という気分に
なっちゃいます。
「江戸時代の芝居小屋の雰囲気を再現しよう」ということでしたが、とにかく客席との コミュニケーション・・ていうか、そんなカタカナ言葉ではなく「接触(?)」が多いという
表現が正しいかなぁ。
「宙乗り」ではお客さんにぶつからんばかりだし、今日もお客さんの荷物を奪ってたし (奪ったままセリ下がっていったので、そのお客さんはマジであせってた)、
通路からの登場も多く、外人のお客さんには「Do you understand?」とか言ってるし・・。
それと、全然リアルではない「ちゃちな」しくみなんだけど、なんだか笑っちゃう 仕掛けが多かったのも楽しかった。これも昔の芝居小屋風なんでしょうか。
紙(?)で作ってある炎で、証文が燃やされる様を表現したり、雷の場面では、 稲妻の形をしたセットが降りてきたり。 手足や顔を切られる残酷な殺陣も実は多かったけど、そのたびに妙に可愛らしい感じの
「切られた手足」が出てきて、残酷さも忘れて大笑いしてました。 こういう「嘘っぽさ」をそれとして楽しむのも、また芝居の楽しみ方だったのかなぁと
思ったりしました。
抱腹絶倒の3時間半はあっという間に過ぎ・・。
仮設の芝居小屋ゆえにお尻が痛かったり寒かったり・・でしたが、そんな中でも 着物をしゃんと着こなして観に来られていたのが印象的でした。 これも粋ってもんですね。
でも、これから来られる方はすこーし厚着をされた方がいいかも。
それにしても、夢を実現した勘九郎さんはすごい!!! (ただの「紅白の司会やった人」じゃなかったのね ←←私の中のこれまでの印象)
観にいけてよかったな、と思いました。 次は、勘九郎さんのライフワークの「コクーン歌舞伎」も観てみたいなぁ・・。
■ぷらすあるふぁ
近日追加予定・・!

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