リーズナブルで長く使える着物を買うには?
今春から着付を習おうと思っていたのですが、例によってのチケット貧乏状態で思うにまかせず、情けない・・・。着物でもリーズナブルな価格で末永く着られる着物の購入方法とか知りたいです。(セツさん)
着物こそ「古着」を活用しましょ!
キモノでリーズナブル・・いいですね(^^) 「リーズナブル」大好きな言葉です。
で、リーズナブルということでしたら、母親の箪笥の物色から親戚のおばちゃんの箪笥などがお勧め。ようするに古着です。 キモノは、基本、流行というものがありませんので、30年前、50年前の素敵なキモノ、今の技術では絶対に手にすることができないすぐれものまで・・色々ありです。
ただし、標準サイズより大き目(わたしのように手が長い人)の場合は、不向きですが、標準サイズ以下なら、ほとんどOK。
でも、中古なキモノは無理な私ですが、最近、中古品を扱うお店で、今の技術では復活不可能な素敵な夏帯を購入しました。帯なら、手の長さは関係ないですもの。すばらしい刺繍で目の保養(*^^*)
★古着屋さんでの買い物については、こんなアドバイスもいただきました(ゆきのるるさん)
古着屋さんはどこのお店も聞かなければほうっておいてくれるところが 多いのですが、入ったら「こんにちは」と一声かけてくださいね。
欲しいものがある時はなおさら。 第1印象が良いと気持ちよく相談にのってくれるはずです。
買わない時は断る勇気が必要です。 中古ではなく普通の呉服店は特にですが、店員さんは買わせたいのが本音。 あの手この手ですすめてきます。後で後悔しないよう、よく考えて。
「色が好みじゃないので」「予算が足りないので」「サイズが合わない」等 はっきり断りましょう。 でも「また寄らせていただきますね」と言って帰れば後で行きやすくなります。
→おすすめの古着屋さん情報はこちら
★「帯結びを工夫してみては?」というお話もマチさんからうかがいました。以下、マチさんのコメント。
≪帯結びはひらめき≫
20歳のお振袖に始まって、歌舞伎観劇は着物でと娘にせがまれて、何枚も着物を持っているわけでないので、せめて帯結びに変化をと・・・バランス感覚のみで「ふくら雀」「後見結び」「千鳥」「変わりふくら雀(4枚羽)」「文庫」「花太鼓」「二重太鼓」と 七つに挑戦!!
成せば成る何事もを実践中。今の所帰ってくるまで崩れた事はなーい。☆自我自賛☆
≪古ぼけた帯は変わり結びが作りやすい≫
今日の帯は私の叔母の七五三の時のもの。鹿の子絞りの地に大きな縫い取りの花。巾が狭い子ども帯なので、ふくら雀にするには、お太鼓の部分の箱ひだが片方しか作れないのが幸いして、アンシメトリーの美となった。羽を4枚にしてちょうちょ結びのような羽にした。歌舞伎座で見知らぬお年寄りに、「可愛い帯ですねぇ〜」と誉められたとか。
子ども帯もつかえることを発見したぞ。特に若いお嬢様方には、すっごくかわいい。 また、文庫も大人の帯で作ると、大きくなりすぎて武家の子女の様に固い感じになってしまうけど、子ども帯や半巾で文庫にすれば、可愛くそしてモダンな感じになる事も発見です。
着崩れしないコツは?
一応着付教室に通い、自分でお太鼓くらいは結べるようになったのですが、非力なためか、しっかり帯が結べず、時間がたつと帯が緩んできてしまうのです。うまく着崩れせず結べる方法を教えてくださ〜い。(猫娘)
帯をねじって結ぶ&困ったときの「タオルハンカチ」
実は、わたしも非力なため、帯を力強く結ぶことができません。見た目、力ありそうなんですがね(笑)
じゃぁどうやって結んでるのかといいますと、帯をねじってそれで着付けています。とっても楽ちん(お太鼓にする部分と、「て」にする部分を交差させるときにねじって締めるということです→「2時間でできるお太鼓」参照)。
で、帯が緩んできたときの対処方法ですが、きれいなタオルハンカチを用意しましょう。それを帯の背中の緩んできた下のほうにたたんで、かませます。
よしんば、タオルハンカチが落ちて、「あらっ、落ちましたよ〜」と声がかかっても、ハンカチなら「まぁ〜!!」と優雅に受け取れます(^^;;
長時間でも疲れないための着方は?
一度は着てみたかった着物。ムカーシ着付けをかじった程度私ですが、なにせ劇場まで遠いので着ていくべきか、はたまた何所かで着替えるのか・・・。と思案にくれています。
以前に一度、玉三郎公演に早起きして頑張って着て行ったら、疲れてしまい観劇の途中で爆睡した過去があります・・・。(ああ、あれはアコヤだったわ・・・)(春静さん)
コツはいろいろ。あとは気楽に着ること、回数を増やすこと
キモノで、飛行機に乗ったり新幹線もキモノな私は、慣れてしまって(^^;;
でも、このお悩みは、なんとなく納得。京都の御茶屋さんで、舞子さんやら芸者さんに「キモノで、お疲れになりません?」なんて気を遣われたこともありますし。
ともかく、楽に来てくださ〜い。 キモノはコスプレ。「自分が楽しむために着る」をモットーにすると、とっても気楽になると思います。ハイ。
後は、着る回数を増やすってことでしょうか。
で、着つける時のコツ。
1.長襦袢をきれいに着る。キモノは、長襦袢に添わせるように着る。
2.紐は、腰紐をきつめに締める。(腰紐は、マジックベルトではなくモスリンがよい)
3.伊達締は、博多織が締めやすく、シルクなので、身体に馴染んで着るほどに楽。
4.帯は、下側をキツメに、上側は、ゆるめ(拳がひとつ楽に入るように着る) にって感じでしょうか。
着付け教室などで、利用されるマジックベルトは、わたしは、あまりお勧めしません。 というか私は、着付教室に通ったことがないので、わからないのですが、着付教室に通った方から相談されて、上記のような腰紐や伊達締のアドバイスをしたら、着崩れしなくなったと言われましたです。ハイ(^^;;
オシャレで劇場向きの組み合わせは?
お着物の方を見るぶんには、華やかな美しいお着物が、ステキだと思うのですが、私の好みとしては、大島や紬などの渋い着物がすきなんですよね。洋服の場合は、合わせられるのですが、お着物の場合は、難しいですよね。
どんなお着物が、いいかなどおしえてください (tomtomさん)
好みを押し通して自分が楽しむのが一番、劇場で勉強を!
もう、御自分の好みを押し通してください。それが一番、自分にとって楽しいですもの。
で、組み合わせなどは、劇場で目を皿にしましょう。自分の好みにあうと思われる素敵なキモノ姿の方がいたら、隅々までチェック〜。なるほど、こういう風に着るのかぁと「百聞は、一見にしかず」で、観劇の楽しみが、もひとつ増えます。
わたしも、おキモノの方がいたら、すばやく目が八方に動き、好みの方がいる時には幕間ストーカーとかしておりますです。ハイ(笑)
ちなみに「劇場に着ていってオッケーの着物の格」も、あまり気にすることはないです。
「小紋」「紬」あたりが一番、気楽かも。「訪問着」や「色無地」も、基本OK。さすがに「黒留袖」は着ませんが、「色留袖」なんかはいいと思う。普通の劇場では何でも可です。ただし、能の場合のみ、色無地以上かな。
ちなみに、歌舞伎の襲名披露公演の初日は、舞台も豪華ですが、客席も豪華です。振袖〜訪問着など、皆様めいっぱいおしゃれして着てらっしゃいますね。で、オペラなど引越し公演(海外)の場合も結構、訪問着系が多いですが、でも、紬を着た方もいらっしゃいます。まぁ、ようするに自分の好みですね。
季節による決まりごとは?
今度の東京公演は5月・6月ですが、確か6月になったらもう「ひとえ」の着物を着ないといけなかったのでは?
また、「桜の文様の帯は桜の季節だけ」といった決まりごとがあるという話も聞きます。季節による、着物の決まりごとの常識を教えてください。(かっぱ)
色や文様で季節や演目を表現するのが粋!
6月に入ると「単衣(ひとえ)」になります。やはり、袷(あわせ)のキモノは暑いですもの。簡単にいうと夏は、紗や絽で涼しく。9月の中頃になるとまた「単衣」。10月は袷に戻ります。
桜の文様は、桜の季節だけというのは、当たりません。キモノの世界は、季節の先取りが粋とされていますので、お正月から桜の花が散る頃まで季節的にはOK。
ただし、今はあまり模様に関係なく雰囲気で着る場合が結構多いです。 例えば、歌舞伎などでは、上演される演目に合わせて、キモノを着るなんて粋ですよね。片岡仁衛門さんの紋は、銀杏ですから、季節に関係なく彼が舞台に出演するときは、銀杏の模様の帯やキモノをさりげなくきてらっしゃる方をお見かけしたりします。また、「義経千本桜」上演の時は、12月であっても桜柄は粋よ〜(^^)
わたしの場合、色で季節を表現します。春は、淡い色の小物で演出。秋や冬は、こっくりとした小物の色にして見たり。色紙遊びの世界ですね(^^)
*小物(帯締、帯揚げ、半襟など)
装束と着方のサイト
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Icho/9109/の の色彩と色目は、お勉強になります。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Icho/9109/5-1.html
劇場で、周囲の方に迷惑をかけないために気をつけることは?
お着物の方が前に座られると、とても見にくかった経験ないですか?帯があるのでどうしても体が前に出てしまうから、後ろの人はその分見にくくなりがちですよね。加えて髪型のこともあったりしますし。お着物観劇のプロの方は、小さく帯を結ぶコツとか、上手に座るコツとか、髪のまとめ方とか会得されてるでしょうから、そういったことも教えていただければ、周りの人に迷惑かけずに見られますね。(ケンケンさん)
背筋を伸ばし、姿勢よく観劇しましょう
わたしの場合、帯があると前に傾斜することが、かえってないのです。 前に傾斜すると帯が当たり苦しくなるので、長時間の観劇には無理。逆に背をすっと伸ばし、姿勢をよく観劇します。すごく楽に観劇できるコツでもあります。
ですから、きっとキモノになれてないかたが帯のつぶれを心配して、ついつい前かがみになっちゃうんでしょうね。
また髪型については、わたしは、キモノのときも洋服のときも同じ髪型なので、特別に飾るということがないのです。
観劇ですから洋服と同じ感覚で、いわゆる自然体が回りから見ても美しいし素敵だなぁと思います。 わたしのキモノを来た時の心得。上品に小粋に!!気楽に!!
そして、ちょっとコスプレ楽しもう(*^^*)
★この他、観劇後のお食事のときには次のような注意も・・・(かおるさん)
これは、レストランでお給仕の仕事をしていて感じたことですが 女性のお客様が気配りしてくださってお給仕がしやすいようにと、お給仕の
者が手に載せて運んできたお料理の皿や、トレーの上のドリンク類を こちらがお出しする前に、ひょいと取ってくださることがあるのですが、
これは危険ですのでご遠慮いただけたらと思いました。
と申しますのは、 お給仕の者はお料理を運ぶときやお料理の盛られた お皿をお客様のテーブルにお出しするとき細心の注意を払ってバランスを
取りながらお出ししてますので、先にひょいとお皿を持ち上げられてしまいますと バランスを失いお皿を落としてお召し物を汚してしまうことにもなりかねません。
お着物をお召しの方がいらっしゃるときはどうしても帯の幅でいすのひき具合も いつもより広くなりますので注意の上にも注意をしておりますので、
お給仕しやすいように、ちょっと体をよけてくださるのはありがたく助かります。 でも、お給仕が運びますお皿やグラス類には、手をお出しにならないほうが
よろしいかと思います。